”がんごろ”って一体なんだろう?ほとんどの方はそう思うと思います。
北越後のごく一部の部落で使われる方言で、その意味はというと山の多い越後にやっと春が来て、山の斜面の雪解けが始まり、白い斜面にポツリポツリと雪の切れ目が出来る。
あたかも山が目を開いたような形にできる。
その割れ目を“がんごろ”と呼ぶ。(地域によってはままとも言います)
がんごろは日差しを浴びて草木が育ち、春を待っていたウサギや鹿たちの餌場となります。
がんごろ食堂のメインはお昼の定食 煮物4点、丼ご飯と味噌汁、それにさば塩焼き(日替り)が付いて450円…つい半年ほど前までは400円でした。
15程ある席はいつも満員、表に行列も出来るほどです。やっぱり安くてうまいのが評判です。お昼時間のオヤジの調場での動きは、まさに神業の職人芸です。
一度オヤジに聞いた事があります。
“よくこの値段でやっていけるな?”って
するとオヤジは“やっぱり仕込みがすべてです、全神経を使ってます”とそれと儲かる儲からないより“食べにきてくれた人が、喜んでくれるのが一番うれしいですよ”って
ローソンとセブンイレブンに挟まれ、コンビニ弁当と戦っているオヤジ、むちゃくちゃカッコいいです。
新潟出身のオヤジ(飯田政繁)は東京にも“がんごろ”を作った。
今晩もがんごろで晩酌でもしますか?
場所は大田区新蒲田3-1(道塚幼稚園の隣)です。
もの創り屋
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